くまもとの伝統工芸 × Creema『ラウンドジップレザーケース×隈部刃物（三徳包丁）』

アイディア募集コンテスト2023　コラボ作品です。

＜コラボレーション作品＞
ラウンドジップレザーケース×隈部刃物（三徳包丁）

・「炭・水」を使った伝統的な火造りの手打ち刃物作家　隈部刃物製作所　隈部　寛

・「手縫い」によりシンプルで美しい革製品を作る作家　MT66 佐藤

〇「刃物」×「革」
　職人の方、料理教室に通われる方、自分へのご褒美や他人へのプレゼントとして等、包丁にこだわりたい方に向けて、見た目も使い勝手も素晴らしく、丈夫で長く使える包丁とケースのセットを製作しました。持ち歩く事もさることながら、特別な気持ちで使っていただけるように、シックで高級感があり、誰かに見せたくなるような、持っているだけで特別な気持ちになれるような、そんな作品に仕上げました。
　「刃物」は隈部刃物製作所で若い方に人気の炭素鋼(青紙2号)の刃金をステンレスで包み、切れ味と取り扱い安さを両立した三徳包丁になります。熊本の三徳包丁はしっかりと鍛造をすることで薄く作る流れがあり、一般的な三徳包丁よりも薄く、切れ味と切りごこちが良いという特徴があります。
　「革」のケースはクリエイターＭＴ６６が製作しました上質な革ケースになります。すべてを手縫いで作ることで他製品ではまねできない美しさと革の材料も考慮した丈夫さが特徴です。包丁を直接革ケースに入れると切れ味により革がダメージを受けてしまうため、刃物との接触部は木を使いました。

〇製作談話
　刃物と柔らかい革が合わさった製品はあまり見たことがないな、と思ったのがこのコラボの始まりでした。手縫いで信頼できる品質の製品を作ってくださるMT６６（佐藤さん）との出会いによりこれまでになかった品物を作ることができました。隈部刃物製作所の刃物もＭＴ６６さんの革製品も、見た目もさることながら使い勝手を追及しており、長く良い状態で使える工夫があったためによい方向性で製作ができました。製作において包丁を出し入れするときに皮が切れてしまうという問題がありましたが、ＭＴ６６さんの提案で木の鞘を間に入れる事で解決しました。新しいものを作る難しさを感じながらも、使い手の気持ちのことを考えながらよく検討し、良い作品に仕上がりました。

〇size
・包丁　　　　刃渡り：約165mm × 刃幅：約35mm 全長：約300mm

・包丁鞘　　　縦：約60ｍｍ　×　横：約215ｍｍ　厚さ：約10ｍｍ
　　　　　　【注】オプションで鞘に外装と同じ革を巻くことが出来ます。

・包丁ケース（外）　縦：約90mm × 横：約360mm × 厚さ：約33mm
　　　　　　（内）　縦：約85mm × 横：約325mm × 厚さ：約20mm

〇creater
＜隈部刃物製作所＞
「百年のひとふりをあなたの手に」の思いで切れ味良く長く使える包丁を製作しています。100年以上の歴史があり、その刃物は熊本の伝統的工芸品に指定されています。
https://www.creema.jp/c/kumabehamono
＜MT66＞
「手縫い」にこだわった丈夫で手触りの良い上質な革製品を製作しています。材料や美しい造りにこだわった1点物の作品をどうぞご覧ください。
https://www.creema.jp/c/leather_atelier_mt66